カラオケの採点の仕組み

採点

カラオケDAMやJOYSOUNDなどの機種には盛り上げるために採点機能があります。音程バーが表示されると音が外れているのが分かったり、点数が低かったりするとへこみますね。少しでも高得点が出せるように採点基準のポイントをまとめました。

機種の違い

メジャーなカラオケ機種にはDAMとJOYSOUNDがあります。DAMは良くテレビの歌番組などの採点でも使用されており非常に精度が高いです。その為採点が厳しい傾向があります。一方JOYSOUNDは比較的採点が甘く高得点が出やすいです。あまり自信が無い場合はJOYSOUND機種を選ぶことで高い点数が出やすいので気持ちよく歌うことができると思います。

DAMの採点基準

音程

音の隔たりや高さのことです。様々な音の連なりでメロディラインが成り立っています。きちんと歌っているつもりでも、なかなか正しい音程で歌いきるのは難しいことです。まずは原曲のメロディを覚えて正しく歌えるように練習しましょう。そしてさらに歌詞の内容も理解して言葉をメロディラインに乗せて、のびのびと気持ち良く歌いましょう。画面に表示されている音程バーと自分の音程の合っている割合で採点されます。
DAMだと自分の音程がどれだけ一致しているかは音程バーの色で判断できます。 虹色が90%以上、金色が80%以上、赤色が70%以上、青色は60%以上です。 色が無い場合はそれ以下となります。金色、虹色が多いほど高得点が狙えます。

しゃくりの回数

低い音程から滑らかに本来の音程までずり上げる技術です。全ての音程をポンポン出してしまうと人差し指1本でピアノを弾いているようにブツ切れなフレーズになってしまいます。しゃくりを上手く使えば滑らかなフレージングとなり言葉も流れてくるでしょう。

抑揚

声の大きさに強弱を付けて歌う技術です。抑揚を意識しないで歌うと一本調子な感情の入っていない歌に 聞こえてしまいます。歌詞の内容をよく理解して相手に伝えるように歌いましょう。

リズム

曲に合わせて一定のテンポを保つことです。伴奏をよく聞いてリズムにのって楽しく歌いましょう。リズム感は頭で考えるものではなく体で覚えるものです。普段から色々な音楽を聴いて体を動かせば自然と身について行くでしょう。

ビブラート

音程を上下に揺らすことです。腹式呼吸で声が胸について響いてくると自然に音程上ほとんど狂いがないような揺れが声に出てきます。何でもかんでもビブラートをかければ良いと言うことではありませんが、揺らぎのある音を聴くと心地良く感じたり、より感情が伝わる演出効果もあります。付けたい時に付けられて、取り去りたい時には取れるように、がんばりましょう。

ビブラートタイプ

音程の上下幅や揺れの速度で色々な種類のビブラートが出来ます。歌のジャンルや曲のテンポに合わせて色々なビブラートを使い分けてみましょう。

JOYSOUNDの採点基準

音程

歌った曲全体の音程一致率を基に点数化しています。

安定感

音程がブレずに安定して歌唱できているかを表しています。

抑揚

Aメロ・Bメロ・サビなど、曲の展開に応じて抑揚をつけているかを評価しています。

ロングトーン

正しい音程で、安定して声を伸ばせているかを表しています。

テクニック

こぶし、しゃくり、ビブラートの3つをテクニックとして採点しています。

得点が高くても歌がうまいとは限らない

注意点としては音程の高低をほとんど外さずに歌うことができて高得点が出たとしても実際に歌が上手いのとは完全に一致はしません。カラオケが点を取るのがうまいのであってロボットのような歌い方になる人もいます。逆にとても感動するような歌を歌う人でも高得点が出ないプロの人もいます。クセのある歌い方をすると採点的には下がってしまうことがあるからです。

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